いよいよ7月4日(土)よりレストランやパブの営業が再開された。店内での飲食についてはソーシャルディスタンスの確保や、間仕切りの導入など完全な元通りにはまだほど遠いが、パブの再開を心待ちにしていたイギリス人たちの喜びようが窺える。その結果がその日のSoho地区の様子。夜の10時頃だそう。
Thousands of people flocked to bars, pubs and restaurants in England yesterday as #lockdown rules eased.
— BBC Breakfast (@BBCBreakfast) 2020年7月5日
This video was filmed in #Soho late last night ⤵️https://t.co/thxbw2sxUb pic.twitter.com/EhQMIuh9ZP
ソーシャルディスタンスは全く無視され完全にロックダウンルール違反。100日以上に渡って蓄積された鬱憤は解らないでもないが…。とは言えこのような状態がそこかしこで見られたわけでは決してない。
翌日昼頃にエクササイズを兼ねてSohoに隣接するCovent Gardenまで家族で散歩してみたが、平時は人でごった返している広場は閑散。営業している店舗も半分以下で、唯一アップルストアに少しだけ行列ができていた。
昼食はCovent Gardenの中のこちらの店で取ってみた。ロックダウンが始まって以来初の外食である。100日ぶりの外食を祝うには味の方は平凡だったが、久しぶりの外食はやはり楽しいものだ。スタッフは全員マスクを装備し頻繁に手の消毒を行っており、メニューはスマホで閲覧せいとのお達し。各テーブルの間には透明なパーテーションが設置され、お客が帰った後は念入りに消毒していた。
この日は風が強かったものの晴天に恵まれ、気温も20℃ちょっとと過ごしやすい一日だった。帰途にSt James's Parkに立ち寄るとここはそこそこの人出。やはりレジャー施設がまだオープンしていない状況では公園の人気は高い。
白鳥の親子なんかも見られ、コロナ騒動が嘘のようなのどかな様子だった。
- コロナウィルスによる英国での死者は16名増え、44,236名となった。
- コロナウィルスによる日本での死者はおらず、976名で横這いとなった。