ジャム3種 - ロックダウン97日目

 金曜日まで熱波で暑かったロンドンは、熱波が去ると再び最高気温が20℃ちょっととなり朝晩は肌寒い週末となった。こういう寒暖差の大きい気候は布団のチョイスが難しい。特に我が家の5歳児君は朝方に我々のベッドに潜り込んでくるので、暑がりで汗っかきの彼が布団を蹴飛ばしてくれて我々は寒さで目を覚ますことになる。体も大きくなってきて肘打ちや膝蹴りの威力も看過できない規模になりつつあり、ぼちぼち朝まで一人で眠って欲しいものである…。

 先日のNational Cream Tea Dayで妻の作ったジャムの出来が良かったので、備忘録としてレシピを残しておく。

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苺ジャム・マーマレード・レモンカード

苺ジャム

【材料】
 苺(Waitroseで買った一般的なもの)・・・300g(へた付き)
 グラニュー糖・・・50g

【参考レシピ】

note.com

 基本的に参考レシピを踏襲しているが、大量に砂糖を使うことを余り快く思わない妻は大抵量を減らして調理する。今回の砂糖の使用量は参考レシピの3分の1程度だったものの甘みは十分。加えてがっつり煮詰めなかったことでジャムというよりもコンポートに近いサラっとした仕上がり。その分苺の風味をしっかりと感じられることができ、余り苺ジャムが得意ではない私でも楽しめる出来上がりだった。

 ただし砂糖の防腐性を利用するには全重量の半分以上にする必要があるそうで、ここまで使用量を落とすとカビが生えやすく、早めに食べ切る必要がある。

マーマレード

【材料】
 オレンジ(オーガニック)・・・2個
 グラニュー砂糖・・・25g

【レシピ】

  1. オレンジは良く洗い、中の白い部分は出来るだけ残すようにピーラーで皮をむく。
  2. むいた皮を千切りにする。
  3. 鍋に湯を沸かし、千切りにした皮を投入、中火で10分程度煮る。
  4. 煮汁を全て捨て、再度湯を沸かし中火で10分程度煮込み、苦みを取る。
  5. 煮汁を全て捨て、中の小袋(瓤嚢(じょうのう)と言うらしいです)をむいた実、砂糖を合わせ、とろ火にかける。焦げ付かないように時折かき混ぜる。
  6. 途中でブランデーを少量加え、とろみが出るまで煮る。

 こちらもジャムというよりも甘く柔らかく煮たオレンジピールと言った出来。ただちょっと苦みを取り過ぎて、5歳児には良かったが、我々にはもう少し苦くてもよかったかも。

 レモンカード

【材料】
 レモン(ノンワックスタイプ)絞り汁・・・1.5~2個分
 レモン(ノンワックスタイプ)の皮・・・1個分
 グラニュー糖・・・25g
 無塩バター・・・25g
 卵黄・・・1個

【参考レシピ】

dancyu.jp

 従前はレシピ通りに卵黄ではなく全卵を使っていたが、食べ切る前にカビが生えてしまい、量を抑えるためとよりコクを出すために卵黄に変更した。出来上がりは爽やかなレモンの酸味とバターと卵黄のコクが程よく合わさり、こちらも中々の出来だった。朝食に食べるとレモンの酸味で目が覚めるのでお勧め。

  • コロナウィルスによる英国での死者は36名増え、43,550名となった。
  • コロナウィルスによる日本での死者はおらず、970名となった。 

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