ロンドンで蕎麦を打つ#5 - ロックダウン45日目

 蕎麦打ちを始めようと思ったのは、ロックダウンには全く関係なく、ただロンドンでうまい蕎麦が見つからなかったことがきっかけ。乾麺をWaitroseなどでも販売しているが、ほとんど小麦粉でとても蕎麦と言える代物でなかった。子供が5歳でも大人一人前をペロッと食べてしまうほど蕎麦好きなのもあり、うまい蕎麦が無いなら作ったらいいじゃない、とばかりにまず楽天でこね鉢と麺棒を購入し海外発送。蕎麦粉は英国でも手に入るので、Holland&Barrettで蕎麦粉(Buckwheat Flour)を購入。早速打ってみたのだが…。

 1回目は全く麺の形に至らず、幅2㎝位のパスタのような出来上がりに。その後も中々上達せず、4回目でようやく麺・・・?かしら、という形状にできるようになった。今回は5回目の挑戦。

【材料】
 蕎麦粉(Big Oz Organic Buckwheat Flour)・・・200g
 強力粉(Marriages Organic Strong White Bread Flour)・・・50g
 水・・・150㏄

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ロンドンで蕎麦を打つ5回目

 3回目までは粉重量の50%程度の水を加えていたが、これでは中々まとまらず、生地がすぐにひび割れてしまった。4回目に思い切って80%程度の水を加えたところ、確り生地が延びてくれたので、今回もダバダバ水を加えたのだが、今回から使い始めた蕎麦粉には水が多すぎたらしく、捏ねる時にべちゃべちゃに。止むなく打ち粉をして応急処置を行った。見た目は今まで一番蕎麦らしくなったが…

 やはり加水のし過ぎで茹でるとぶつぶつに切れてしまった。外銀バンカーから順調にパン職人へとジョブチェンジ中の妻に対して、私の方はカステラと言い蕎麦と言い中々前に進めない…。

  • コロナウィルスによる英国での死者は30,615名となった。
  • コロナウィルスによる日本での死者は551名となった。